こう書けば効果があがる!コピーライティングのコツを公開

  • 2020.6.10
  • 8,874 Views

「コピーライティングの方法はなんとなく分かったけど、いまいち上手くかけない…」
そんな方のために、月間20本以上のライティングをしている現役ライターが、コピーライティングのコツをお伝えします!

コピーライティングで意識していること

3C分析でもあるように、「顧客」「サービス」「市場」の理解はとても重要です。
リサーチした情報を、効果の出るコピーライティングとして反映させるために、下記のことをいつも意識しています!

コツ1 小学生でもわかるくらい、簡単で見やすい言葉を使う

まず、顧客は私たちの書いた文章を全然読んでくれません!それが大前提です。
スマホでスーっと流し見するくらいです。流し見したパッと見の感じや、見出しだけで、ある程度の情報を掴み、判断していくのです。(特に女性は文章をあまり読まない傾向があります)

そのため、流し読みで理解できない複雑な文章や、パッと見で読めない長文は、そもそも読まれることがなく終わってしまいます。

私はいつも、ある程度のライティングをした後は、「もっと短いコピーにならないか?」「重複したことを言っていないか?」「”これ””それ”等、他の文章を見ないとわからない言葉を使っていないか」と考え、修正しています。

また、3行以上の長文は、極力2つの文章に分けるようにライティングしています。
分かりやすさの基準は「小学生でもわかるくらい」です。

ターゲットによって、小難しい文章や、頭のよさそうな言葉が好まれる場合もありますが、基本的にはどんな人にもわかりやすく、読みやすいページを目指すことがコツです。

言い回しを変えることで、ターゲットの頭にサービスの魅力がスっと入り、価値を感じられやすくなります。

コツ2 常にだから何?を問い続ける

常に心がけているのが「相手にとってのベネフィットが明確になっているか?」ということです。

例えば、「このサプリメントは20種類もの美容成分が入っています」というコピー。これでは、ベネフィットが含まれていません。
「だから何?」と問いかけることで、「20種類もの美容成分が入っているから、お肌のブツブツだけじゃなく、美白効果も」など、ベネフィットまで書くことができます。

ある程度書き終えた後、「だから何?」という視点でコピーを見返していくのがコツです。「ベネフィットが入っていなかった!」と気が付くことが多々あります。

顧客にとって重要なのは、「美容成分がいくつ入っているか」という特徴や凄さではなく、「私にとってどんな効果を与えてくれるの?」ということです。

コツ3 具体的なコピーライティングにする

言葉に具体性を出すことで、より魅力的に伝えることができます。

例えば・・・
A.たくさんの方がリピートしている限定スイーツ
B.購入者の95%以上がリピートしている、1日10個限定のシュークリーム

仮に同じ商品をPRしているとしても、Bの方がより説得力があり、価値の高い商品に感じませんか?

「たくさんの」→「95%以上が」
「限定スイーツ」→「1日10個限定のシュークリーム」

上記の様に数字を盛り込むことは1つのコツです。曖昧な表現を具体的にしてあげるだけでグッと価値が高まります。
事実に変わりがなくても、言い方を変えるだけで、ずっと魅力的で、価値の高い商品に見えるのです。

コツ4 ユーザー(顧客)の違和感がない流れになっているか?

コピーライティングを行ううえで、「ユーザーの心の状態に沿った流れでライティングする」というのはとても重要です。

たとえば、ユーザーがページにたどり着くまでの「流入経路」を意識するだけでも、コピーライティングの書き方が変わります。

■検索して、あなたのページにたどり着く場合
「自ら検索している」ということは、すでに悩みや欲しい情報が明確になっている状態です。
最初からある程度サービスに興味がある状態なので、ページの序盤で商品の話をしても、問題はありません。

しかし、

■インスタグラムやFacebook、YouTubeなどの広告から、あなたのページにたどり着く場合
ユーザーは、「SNSを見ていたらちょっと気になった画面が出たから。」という理由で、あなたのページにたどり着きます。
検索してきた顧客とは、そもそもあなたの商品と向き合う姿勢が全然違うのです。

上記のような「ちょっと気になったから」というユーザーには、検索してきたユーザー以上に、「教育コンテンツ」や「興味引きのコンテンツ」を入れる必要があります。

顧客がどんな心理状態かを考えた上で、その心理状態に合わせた「コンテンツの配置」や「言葉遣い」をするようにします。

コツ5 顧客が迷わないように、具体的な行動を促す

商品のことを書くと、ついついそれだけで満足してしまうことがあります。
しかし、最後には必ず「〇〇へお申込みください」「〇〇の購入をする」と、行動を促すようにしましょう。

これがないと、顧客はページを見たことや情報を得たことに満足して、別ページへ飛んでしまいます。
仮に購入や申し込みの意思があったとしても、一回他のページに飛んでしまうと、購入率はぐんっと下がります。

最後は具体的な行動を促して、そのまま次の導線へ誘導できるようにしましょう。

まとめ

今回は、効果をぐっと上げるコピーライティングのコツをお伝えしました。

「顧客にとって一番魅力的なものは何だろうか?」「顧客にとって一番わかりやすい言葉はなんだろうか?」と、ペルソナが読んでいる時のことを想像することが重要です。

是非真似して、効果の高いコピーライティングをしてくださいね!

▼コピーライティングについてもっと知りたい方はこちら


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山屋 竜之介

デジタルアスリート入社後、半年間、リスティング広告を始めとした10種類以上の広告媒体の知識を学び、運用を実施。業界問わず様々な案件の効果改善に努める。 その後大手広告代理店にて、テレビ局などのクライアントを対象とした案件にて広告運用を実施。自社と他社での広告運用経験を活かし、現在は主に自社サイトやメディアの管理、記事作成などのコンテンツ制作を担当している。

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